国立がん研究センター・ARCALIS共催セミナーでの第3回講演について
12月23日に開催される国立がん研究センターとARCALISが共催するセミナー「mRNA医薬ワクチン開発の現状と課題」において、国立医薬品食品衛生研究所 遺伝子医薬部 部長 井上 貴雄先生が講演されます。本講演は3回シリーズの最終回となりますので、この機会をお見逃しなくご参加ください。
参加は無料です。以下の申込フォームからご登録ください。
申込フォーム:こちらから
<セミナー概要>
日時:2025年12月23日(火)17時-18時
(セミナー終了後:18時-19時 情報交換会(現地参加のみ)軽食と飲み物を用意しています。現地ならではの活発な意見交換の場に、是非、お越しください。)
場所:「⽇本橋ライフサイエンスビルディング313会議室」東京都中央区⽇本橋本町2-3-11
オンライン(Zoom使用)とのハイブリッド開催
演者:国立医薬品食品衛生研究所 遺伝子医薬部 部長 井上 貴雄 先生
演題:「mRNA医薬の臨床開発動向と規制整備に向けた取り組み」
発表概要:
近年、mRNA医薬の臨床開発が大きく進展しており、2025年7月現在、6つの感染症予防mRNAワクチンが承認されているほか、がん治療mRNAワクチンおよび疾患治療mRNA医薬(非ワクチン)を含む160品目以上が臨床試験段階にある。mRNA医薬は一度開発のプラットフォームが確立すれば、配列を変えるだけで次なるmRNA医薬を短期間で開発可能であり、また、その品質特性や薬物動態特性などを比較的容易に予測・評価できるという特徴がある。これらの優位性は、新興感染症ワクチンの緊急開発やがんに代表される個別化医療などに適した特性であり、現代のアンメットメディカルニーズに適したモダリティと捉えることができる。本セミナーでは、mRNA医薬の臨床開発動向を概説するとともに、規制整備の取り組みを紹介する。