11月28日に開催される国立がん研究センターとARCALISが共催するセミナー「mRNA医薬ワクチン開発の現状と課題」において、ARCALIS開発本部General Managerの中島和幸が講演します。
参加は無料です。以下の申込フォームからご登録ください。
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＜セミナー概要＞
日時：2025年11月28日（金）17時－18時　
　　　（セミナー終了後：18時－19時　情報交換会（現地参加のみ））
場所：「⽇本橋ライフサイエンスビルディング313会議室」東京都中央区⽇本橋本町2-3-11
オンライン（Zoom使用）とのハイブリッド
演者：ARCALIS開発本部General Manager中島和幸
演題：「mRNA医薬・ワクチン開発のための品質戦略」

発表概要：
高い有効性と安全性を有するmRNA医薬を製造するためには、様々な要素が関与する。第一に、mRNA治療薬の有効性は、標的タンパク質の高い発現に依存するが、それはタンパク質翻訳領域（CDS）のコドン最適化と、自己増幅型RNAなどによる発現量増強システム等を用いることで達成できる。第二に、安全性の高いmRNA医薬を得るには二本鎖RNA（dsRNA）等の不純物の含量を最小限に抑えることが必要である。加えて新たな分析法の開発により、有効性・安全性において留意すべき品質特性も見出されている。本発表では、安全性・有効性に優れた理想的なmRNA医薬を製造するための、製造プロセスに応じた品質戦略について、我々の成果を交えながら紹介する。