AMED SCARDAワクチン・新規モダリティ研究開発事業への採択について
株式会社ARCALIS(本社:福島県南相馬市、代表取締役社長CEO:髙松聡、以下「ARCALIS」)は、この度、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(Japan Agency for Medical Research and Development:AMED)の先進的研究開発戦略センター(Strategic Center of Biomedical Advanced Vaccine Research and Development for Preparedness and Response:SCARDA)が公募した「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業(一般公募)」に応募し、当社の研究開発課題「感染症有事に国内迅速製造可能な、mRNAワクチンのセルフリーDNA鋳型製造技術の開発」が採択されましたのでお知らせします。
新型コロナワクチン等で実用化されているmRNAワクチンは、現在は全て大腸菌で増幅させたプラスミドDNAを鋳型として製造されています。しかし、プラスミド鋳型には、「大腸菌培養やカルタヘナ法等規制対応が必要であり製造に多大な時間がかかる」「GMP施設が限られており高コストである」といった課題があります。特にパンデミック時には極めて迅速なワクチン製造が求められ、鋳型の調達がボトルネックになることから、本課題では、「大腸菌を用いない=セルフリー」の鋳型製造技術の確立を目指します。
ARCALIS 代表取締役社長CEOの髙松聡は、「mRNAワクチンの開発でもっとも時間短縮が期待される過程が、mRNAワクチンの鋳型DNA調製の過程であると考えています。当社は、mRNA CDMOとしてmRNAワクチンの商用生産の実績があり、その製造過程でプラスミド鋳型の問題点にいち早く着目して技術開発を始めていました。今回の事業採択を通じて、完全セルフリーの鋳型製造技術を確立すれば、mRNAワクチン製造の大幅な効率化と短縮化につながります。当社は、国内で迅速にワクチンを製造し、世界中の人々に届けることに貢献してまいります」と述べています。
以上
<ARCALISについて>
ARCALISは、福島県南相馬市に本社を置く国内初のmRNA CDMOです。2023年7月に、南相馬事業所に原薬棟を竣工し、mRNAワクチン原薬の商用生産・出荷実績を積み上げています。また、2026年2月には原薬棟に隣接して製剤棟を竣工し、有事の際にはデュアルユースで迅速に感染症ワクチンを国内生産できる体制を構築しています。ARCALISは、国内外の製薬企業、バイオベンチャーにmRNAワクチン・医薬品の開発から製造までの一貫したサービスをワンストップで提供します。https://corp.arcalis.co.jp/