2025年7月8日（火）～10日（木）、仙台のトークネットホール仙台にて開催される第26回日本RNA学会年会で当社事業開発部の栁谷が口頭発表します。学会参加の方は是非セッションに御参加下さい。

【イベント概要】
公式ウェブサイト：日本RNA学会 – 年会サイト：ホーム
場所：トークネットホール仙台：トークネットホール仙台（仙台市民会館）

【口頭発表】
日時：７月9日（水）15：00～16：12
Session8：RNA engineering and Technologies II
演者：栁谷朗子
発表タイトル：高品質で安全なmRNA医薬品の製造戦略

発表内容
mRNA医薬品は、ワクチンや免疫療法、蛋白質補充療法などへの応用が期待されており、迅速な設計・高効率な発現・製造の簡便さが特長です。ARCALISはmRNA設計から大規模製造までを担うCDMOであり、グループ会社Axcelead Drug Discovery Partners株式会社と連携してin vivo試験にも対応しています。福島県南相馬市には原薬工場を構え、2024年には次世代mRNAワクチンの商用生産を開始しました。

本発表では、ARCALISの3つの独自技術を紹介します：

1. 新規saRNA設計プラットフォーム
2. 機械学習を活用したコドン最適化技術「HARNA™」
3. Nuclease P1を用いた新たなキャップ化効率評価法

これらにより、持続的かつ高効率な蛋白質発現、キャップ構造の高精度な評価が可能となり、安全で効率的なmRNA医薬品の製造を実現します。