新型コロナウイルス感染症に対するレプリコンワクチン「ARCT-154」の国内生産・供給に関するMeiji Seika ファルマとの協議について
株式会社ARCALIS(本社:千葉県柏市、代表取締役社長:藤澤朋行、以下「当社」)は、当社の主要株主であるArcturus TherapeuticsInc. (本社:米国サンディエゴ、President&CEO:Joseph E. Payne)が開発中であるオミクロン株等の変異株に対しても有効性が期待される新型コロナウイルス感染症に対するレプリコンワクチン(次世代mRNAワクチン)「ARCT-154」(開発コード)を早期に国内生産し、供給する体制の構築について、現在Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林大吉郎、以下Meiji Seika ファルマ)と協議中です。生産は、現在当社が建設中の福島県・南相馬工場を予定しております。
詳細については、契約締結後に速やかに開示します。
本件に関するMeiji Seika ファルマプレスリリース
https://www.meiji-seika-pharma.co.jp/pressrelease/2022/detail/pdf/220825_01.pdf
本件に関する問い合わせ先
株式会社ARCALIS
広報・横田問い合わせフォーム
https://corp.arcalis.co.jp/#contact
【参考】
レプリコンワクチン(次世代mRNAワクチン)とは接種後に抗原タンパクをコードするmRNAが細胞内で複製され、持続的に抗原タンパクがつくられるワクチンです。接種量が少なく、ワクチンの効果が長く持続することが期待されます。
【Meiji Seika ファルマ株式会社について】
Meiji Seika ファルマは、明治グループ医薬品セグメントの中核企業として、感染症の診断薬・治療薬・ワクチン・ジェネリック医薬品等を提供しています。その歴史は、終戦直後のペニシリン開発から現在に至るまで、有用で高品質な製品の開発・提供を通じて、患者さん・医療機関などの皆さまに貢献することによって、社会的責任を果たしてきました。今後も新しい健康価値の創出に取り組んでまいります。詳細はWebサイト( https://www.meiji-seika-pharma.co.jp/ )をご覧ください。
【ARCALISについて】
ARCALISは、アクセリード株式会社(代表取締役社長:藤澤朋行/以下、アクセリード)と、Arcturus Therapeutics Holdings, Inc.(NASDAQ:ARCT/以下、アークトゥルス)が共同で設立したmRNA 医薬品CDMOです。アークトゥルスの開発パイプラインの製造拠点としての責任を果たしつつ、世界中の製薬会社、創薬ベンチャー、アカデミア等、幅広い顧客に高品質のmRNA 医薬品の安定供給を約束する世界初の統合型mRNA医薬品CDMOを目指します。現在福島県南相馬市に建設中の工場では、現行の医薬品適正製造基準(以下、cGMP)を満たした最先端の製造管理、品質管理システムを備え、日米欧を中心とした全世界を対象にmRNA 医薬品の受託製造を行う予定です。詳細はWebサイト(https://corp.arcalis.co.jp/ )をご覧ください。